秘書検定・漢検の2級と準1級をダブルゲットするためのブログ

漢検2級→秘書検2級→漢検準1級→秘書検準1級に独学合格してきた男性筆者が 一ヶ月~三ヶ月の学習で、漢検・秘書2級と準1級に合格するための勉強術やオススメテキスト、関連ニュースを紹介します。 社会に求められる一般常識を培える、漢検と秘書検をダブルゲットして、履歴書や実務を通してアピールしましょう!

 

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漢検準1級の合格率が3.8%!?

平成24年度第1回受検の結果が協会データに載っていたので、見てみました。



平成24年度(2012年度)第1回準1級  受検人数6,055人 合格者数228人 合格率3.8%

合格率は、なんと3.8%という司法書士試験並みの低水準であったようです。


ちなみに、平成23年度の第3回結果は、10.9%、第2回結果は、22.8%となっています。

3.8、10.9、22.8%という数字の違いを見ても、これほど回によって合格率にばらつきがある試験はそれほど見られないように思えてきます。

受検したことがない身からしたら、「準1級って一体どのくらいのレベルなの!?」という疑念が湧いて当然です。

このような合格率に波がある風潮は、私が受検した2006年以前の問題にも見られました。

合格率が18%程度の時もあれば、4%ほどの回もありました。

実際に、過去問を解いてみたところ、18%の回は、基礎的な問題(過去問の焼回し)が多く、初めて解いたのにも関わらず、自己採点で180点を超える高得点を出せました。

ところが、4%の回は、150点弱くらいの不合格得点になってしまったのを記憶しています。

見たことがないような新出問題が散りばめられていて、文章問題の中でも、難読、難解問題が揃っていました。

つまり、合格率の多寡には、その回の問題の質に大きく影響を受けていることだと感じました。

確かに、受検者の質が関係しているという観点もありますが、合格率が極点に少ない回は、問題が難しめに作られているのは違いないようです。

漢検準1級は、合格率が高かった回の次は、低くなるように、試験製作者が問題を調整しているような意図も感じますが、このように回によって合格率にばらつきがある風潮が変わらないところを見ると、合格には「運」が左右する部分も否めないと思います。


平成24年度第1回準1級試験結果に対して、1級の合格率は、7.1%です。


数字だけを見て、「漢検1級の方が簡単そうだから、1級を飛ばして受けてみよう」なんて楽観視される方がいたら、要注意です(実際、毎回いるようです)。

1級は、合格率だけで判断するのではなくて、あの問題の数々を実際に見てからにしてください。

1級は、リピーター合格者が多く占めているため、合格率が高めになる実態を忘れてはなりません。

準1級は努力をすれば何とか合格できるレベルですが、1級になると、努力だけでは合格ラインに到達するのには難しい階級になってきます。

今回は、準1級の合格率の背景について取り上げました。