秘書検定・漢検の2級と準1級をダブルゲットするためのブログ

漢検2級→秘書検2級→漢検準1級→秘書検準1級に独学合格してきた男性筆者が 一ヶ月~三ヶ月の学習で、漢検・秘書2級と準1級に合格するための勉強術やオススメテキスト、関連ニュースを紹介します。 社会に求められる一般常識を培える、漢検と秘書検をダブルゲットして、履歴書や実務を通してアピールしましょう!

 

漢字教育サポーター及び漢字教育士の観点から、最短合格にオススメのテキスト・問題集を紹介しています。

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漢検・秘書2級と準1級に合格するための勉強術やオススメテキスト、関連ニュースを紹介します。

社会に求められる一般常識を培える漢検と秘書検をダブルゲットして、履歴書や実務を通してアピールしましょう!



◆秘書検準1級面接講座の実態は

一次試験合格後に、私は早稲田ワーキングスクール主催の秘書検定面接講座に申し込みました。

DVDの「秘書検定面接合格マニュアル」も購入して、面接の流れを映像で確認しましたが、自己評価では、「果たして自分のみぶり、そぶりが適切なのかどうか」の客観的な評価を下せませんでした。

そのため、 専門講師の指導を受けられる面接講座に賭けることにしたのです。
 
東京の平均合格率が50%程度なのに対して、講座受講生の合格率が90%を超えていた実績からも、お金には換えられない価値があると判断しました。


東京会場での1日講座でした。ちなみに、時期は試験日の直前でした。

2,1000円ほどの費用で、朝の9~17時までみっちり面接対策を受けました。
時を同じくして、隣の部屋で1級の面接講座を開催したようですが、開始するなり大声で発声練習をしていたようで、筒抜けで聴こえてくるその異様な声を耳にして、受講生達が苦笑していました。

私が受講した講座は、約20名ほどの参加者がいましたが、私を除いて全員が女性でした。
 
私の隣の席にいた女性は、大学3年生で、就職活動の面接に臨む前に自信をつけるために、準1級取得を目指しているとこのことでした。

もちろん、講師も女性の方です。「秘書検定面接合格マニュアル」の面接官役で登場していた方でした。

女性の中で男一人だったわけですが、
ハーレム状態を満喫できる余裕などは全くありませんでした。

私が男性だからと言って、優遇されたり、異色扱いされることはありませんでした。

肝心な内容についてですが、笑顔の練習、挨拶の練習、発声練習から始まり、二人組のペアになって与えられた課題のロールプレイを演じる練習を繰り返しました。

後半になると、講師が審査員の役をして、本番を想定した面接試験の模擬練習を行います。

入室から退室までの流れを1人ずつビデオ撮影して、再生をしながら講師の評価を受けます。

 
自分の写っている姿を映像で目視するだけでも恥ずかしいのに、20名の受講生と講師の前で確認するのには、動揺を隠せませんでした。

ですが、この期に及んで恥も外聞も気にしてはいられません。

「常に色んな角度から見られていること」が面接試験時の審査基準になっているため、画面に映る自分から
目を逸らさずに受け止めました。


受講生の中には、はきはきとした声を出すのが苦手な人もいましたし、ビデオ再生時に赤面している女性もいたので、みんな不安な気持ちでロールプレイに臨んでいたのだと思います。

ビデオを再生した後に私が講師から指摘された点は、
  

 ・待機時は、にこやかに待っていること
 ・待機時の手の置き方に気をつけること
 ・おじぎの角度
 ・ロールプレイ時に手を振ってしまっている
 ・早口にならず、深呼吸をすること
 ・声のトーンをもう少し小さくすること


でした。

これだけ見ても分かるように、審査員の前だけでなくて、順番を待つために椅子に座っている時も、シビアに評価されているのです。

私が前々から自覚していた「笑顔が苦手」「早口」という点をダイレクトに指摘されたことにドキッとしました。
さすが、プロの視点は違います。

映像で自分を目視するのは、それほど良い気分ではありません。
しかしながら合格のためだと割り切って見てみると、確かに緊張からか表情が硬く、早口な様子が分かりました。

「アナウンサー声で大きいのは素晴らしい」

この点のみ、プラスの評価をもらえました。
(ただし、本番では声のトーンを小さくするようアドバイスをもらいましたが)
   
プロ視点による的確な評価は、自己学習の中では、決して気付けなかったと思います。
  
夕暮れ時になり、心身ともに疲労もピークに達しようとしている頃には終わりを迎えていました。


最後に講師から、

「今日学習したことを本番でもそのまま活かせれば、必ず合格できます。
そして、本番のどこかでまたお会いする方もいらっしゃるかもしれません」


という、本試験会場においても審査員役をされるようなことを示唆するような発言を残して、長かったようで短かった一日が終わりました。

共に過ごしていた受講生達とも、戦友と言えるような情も芽生えていましたが、みな志を胸に、それぞれの帰路に就いていました。


一日中缶詰状態で、建物の中で特訓していたため、外に出た時は、解放感もありましたが、まるで朝までの
自分ではないかのように、ハイテンションになっていました。

自分が生まれ変わって別人になったかのような錯覚を覚えました。

徹底的に発声練習や、立ち居振る舞いの練習と笑顔の練習をしたため、本番に臨むモチベーションはかなり高くなっていました。