私が秘書検定2級と準1級にチャレンジしたのは、2006年、22歳の時でした。
私のことをご存じない方は、一人称に“私”という言葉を使っているため、女性かと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者は男性です(笑)
秘書検は女性の受験層が圧倒的に占めている試験です。
当時は、2級で女性8:2、準1級で女性9:1くらいの男女比でした。
そんな少数派の男性陣として、なぜ秘書検を受検したかというと、その理由は、大きく分けて、次の3つです。
1.男性だからこそ取得していれば、希少価値があると思ったから。
⇒私は学生時代から「発言も生き方も本当に変わってるね」と周囲の人間によく言われてきましたが、秘書検に目をつけた理由は、男性の受験者、合格者が少ないからこそゲットした暁には「お墨付きの変わり者」だと認められると思ったからです(笑)。
2.実際に秘書検定の学習内容は、男だから、女だからとかは関係なく、敬語やビジネスマナーなどの社会人として必要な一般常識を身につけることができるから。
⇒当時は学生だったので、秘書検で社会に役立つマナーや教養を身につけることで有利に働くと考えました。
実際に秘書検は、老若男女年齢問わず、社会で生活していく上での対人関係だけでなく、公的文書を作成するためのルールやマナーも学べるので、万人に役に立つ学習内容です。
3.準1級からは2次試験に面接試験があるため、これを突破すれば就職試験に挑戦する上で自信がつくと考えたから。
⇒私は準1級を一発で合格するために、面接は早稲田ワーキングスクール主催の秘書検定面接講座に参加しました。加えて、自宅学習できるDVDの「秘書検定面接合格マニュアル」を購入して、鏡の前で模擬練習して本番に臨みました。
面接講座の内容については後述しますが、自主練習だけでなく、第三者の前で面接の特訓を繰り返したおかげで、本番に自信を持って臨めただけではなくて、合格後のあらゆる対人関係のコミュニケーション上で、役に立てています。
私が秘書検を知ったきっかけは、当時交際していた社会人の彼女が、自己啓発のためと、運転免許以外の初資格ゲットのために3級にチャレンジしている姿を横で見ていて、学習内容に興味を持ったのが始まりでした。
問題集を見ていて、「これは男女関係なく、覚えていて、損はないどころか、あらゆる場面で特になるぞ」と、好奇心が芽生えたのを覚えています。