私が受検した6年前には、今のように準1級対策テキストは発売されていませんでした。
準1級テキストがこれほど充実しているところを見ると、近年の合格率の上昇には、Q様などによる受検者の増加の他に、良質なテキストの多数登場が影響しているのでしょうね。
1.『平成25年版 漢字検定準1級 合格! 問題集』 1,260円 新星出版社
特徴:私が受検した2006年には出版されていませんでしたが、書店で確認したところ、高橋書店の『漢検準1級 頻出順問題集』(こちらは3490問掲載)のレイアウトに近い作りですが、これ一冊をマスターすれば、100~130点くらいはキープできるのではないでしょうか。
2012年6月からの新審査基準に対応しており、出題範囲をカバーしているそうです。加えて、5回分の模擬試験と赤シートも付いているようです。
2.『頻出度順漢字検定準1級問題集』 1,260円 成美堂出版社
特徴:私が受検した2006年には出版されていませんでした。
当時私が使用した『本試験型 漢字検定準1級試験問題集 '14年版』と同じ成美堂出版の問題集です。
私的には準1級頻出度順問題集の中では、2級と同様にこの一冊がイチオシです。
過去10年分(30回分)の問題を分析して、ABCランクで頻出度が並んでいます。
各分野に辞書要らずの丁寧な語句解説が載っています(全部ではありません)。
巻末には諺、四字熟語の意味じ、準1級配当漢字表(音・訓読み、単語例・へん)、3回分の模擬試験が付属しています。
2012年11月には、移動の際などの持ち運びに便利な『ポケット漢検準1級問題集』が登場しました。
過去問16年を徹底分析し、頻出度順に並べたポケット版問題集です。
全572ページ(1,260円)というボリューム満天で、実力が上がります。
3.『U-CANの漢字検定準1級ステップアップ問題集 第2版』 ユーキャン
特徴:2012年4月20日発売の第2版です。資格の王道ユーキャン編集のテキストです。
社会福祉士国家試験の『速習レッスン』や『一問一答問題集』でユーキャンの物を使いましたが、この漢検テキストも共通していて、レイアウトが目に優しくて使いやすいのが特徴です。
読み問題等は、数問だけ簡潔な意味も載っているので、初めて頻出順テキストを購入される方にオススメの一冊です。
4.『カバー率測定問題集 漢検マスター準1級』 1,313円 ナツメ社
2012年に初登場したと思われる漢検準1級試験対策問題集です。
◎「カバー率」を実測した史上最強の漢字検定対策本!
カバー率とは、その本で試験の単語や問題をどのくらいカバー(的
中・得点)できるかという割合のことで、単語集や問題集の信頼性
を表す指標の1つです。
平成21年度本試験カバー率→84.0%
平成22年度本試験カバー率→86.8%
平成23年度本試験カバー率→83.2%
過去3年間平均して、84.7パーセントの問題を的中!
本書1冊だけで、準1級の合格点80%を突破できます。
過去15年間の漢字検定準1級試験で出題された問題語句をすべて
収録! 合格への近道は過去問題をやること。<Amazon説明文より引用>
過去問を徹底分析していて、合理的かつ効果的に合格を目指す問題集です。
Amazonレビューを見てもわかる通り、使用経験者の評価は高いです。